【ドラゴンボール】プライズフィギュアができるまでの工程まとめ

ドラゴンボールのプライズフィギュアができるまでの工程をまとめました。

ドラゴンボールフィギュアができるまで

『セガ 秋葉原5号館』の3階にパネル展示されています。

ドラゴンボールフィギュア作成の流れが書かれたパネルです。

こちらについて、工程順にご紹介していきます。

①原型製作

キャラクターイメージ等から原型師が原型を製作します。

近年では3Dモデリングを活用した原型も増えています。

フィギュア原型は、発売前にイベント等で展示される事も多いですね。⇒ワンフェスでの原型展示の様子

②コピーキャスト（金型用原型）製作

原型を型取りし、『金型用原型』と呼ばれる複製品を作成します。

また色分けや抜き方向等を考慮して、金型用原型をいくつかの部位に分割します。

③金型製作

②で分割した金型用原型を型取りしてできた複数の型を組み合わせて金型を作成します。

溶けた受信をこの金型に流し込んで冷やすことで、原型のパーツを作成することが出来るようになります。

④形状サンプル作成・金型調整

完成した金型からフィギュアのサンプルを作成してみます。

作成されたフィギュアの形状をチェックし、修正箇所があれば金型に反映させます。

⑤彩色原型・彩色サンプルの作成

金型から複製したフィギュアに彩色を施し『彩色原型』を作成します。

『彩色原型』を見本に生産工場で『彩色サンプル』が作成されます。

⑥塗装工程の調整

単純な塗りだけではなく、シャドウ吹き等、職人の技が施されます。

⑦量産開始

各工程で品質が保証されるとフィギュアが量産されます。

成形され塗装された各パーツを組み上げるとフィギュアは完成状態となります。

⑧完成

完成したフィギュアは箱詰め後、工場から出荷され、全国のゲームセンターに送られます。

『セガ 秋葉原5号館』にはこちらの解説パネルの他に、ドラゴンボールプライズフィギュアのディスプレイにも力を入れているので、興味ある方は足を運んでみてください。